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【匿名性通貨の歴史】Zcash(ジーキャッシュ/ZEC)とGEMINI(ジェミニ)の関係性


2018年5月14日にアメリカの仮想通貨取引所の「ジェミニ」が匿名性の高い仮想通貨である「Zcash」を取り扱うことを正式に発表しました。

このことによりZcash(ジーキャッシュ)の価格は一時最大40%もの急上昇をしたことでも関心の高さがうかがえます。

これにより匿名性通貨の見方も変わってくることが予想され他の通貨への影響も注目です。

今回のZcashの仮想通貨取引所ジェミニへの上場が意味するものや今後の見通しを解説していきましょう。

目次

仮想通貨取引所ジェミニで扱われるようになったZcashを簡単に解説

※上記は今現在の価格がリアルタイムで反映されています。

Zcash(ジーキャッシュ/ZEC)公式サイトfa-external-link

Zcash(ジーキャッシュ/ZEC)は仮想通貨の中でも特に匿名性が高い通貨として知られています。

仮想通貨は「どれだけのお金」を「誰が」「どこへ」送ったという情報が公開されているのですが、匿名性通貨というのはそれがわからないようになっているというものです。

日本ではZcashにはじめモネロやダッシュなどの「匿名性通貨」というものはあまりよく思われていません。

なぜならお金の流れがわからないというのは脱税やマネーロンダリング(資金洗浄)に使われる恐れが非常に高いからです。

犯罪の温床になりやすく、実際コインチェック事件でも一部で問題になっていました。

その反面、ビジネスシーンなど全ての取引が透明化されては困る場合もあるので匿名性は確実に必要な要素の一つでもあるのです。

Zcashを扱うとした仮想通貨取引所 GEMINI(ジェミニ)とは?

GEMINI(ジェミニ)公式サイトfa-external-link

日本ではあまり馴染みがない仮想通貨取引所GEMINI(ジェミニ)とはどんな取引所なのでしょうか。

仮想通貨取引所GEMINI(ジェミニ)は世界最大のビットコイン保有者であるウィンクルボス兄弟が創業し、

世界で初めてのアメリカ政府認定の仮想通貨取引所で、セキュリティの高さや取引方法の豊富さなどで人気と信頼の高い仮想通貨取引所です。

アメリカ合衆国のニューヨーク金融サービス局が発行するBitLicense(ビットライセンス)という免許を持っている取引所です。

これは日本で言う金融庁に認められている取引所のようなことですので、アメリカ政府認定というのがユーザーにとっては非常に大きな安心に繋がっていることは言うまでもないでしょう。

現在、仮想通貨取引所GEMINI(ジェミニ)はBTCとETHしか扱ってなく、そこにZcash(ジーキャッシュ/ZEC) が新たに加わる事になりました。

Zcashが仮想通貨取引所GEMINIで扱われることの意義

先にも述べた通り匿名性通貨は犯罪に使われる恐れが非常に高いため、それを扱う取引所にとってもリスクがあります。

もし犯罪に使用されているとなると取引所の信頼やイメージはがた落ちで、最悪閉鎖されることも十分に考えられるからです。

実際匿名性通貨を扱っている取引所は少なく、扱っていたとしても政府や金融庁などの行政機関に認められている取引所はほぼありません。

こういった背景から匿名性通貨の存在自体が危ぶまれていました。

しかし世界的にも信頼の厚い仮想通貨取引所ジェミニが匿名性通貨の中でも、特に匿名性の高いZcashを扱いことで匿名性通貨への見方が変わってきたのです。

このようなライセンスのある取引所でZcashが初めて公認されたといいう事は匿名性通貨の歴史に大きく残る出来事だったといえるでしょう。

「ZcashがGEMINに上場=匿名性通貨は悪ではない。」

という事を世界に示す事が出来たと言えるでしょう。

 

この出来事により、冒頭でも述べましたが仮想通貨市場の熱が冷めて落ち着いている現状でZcashのみ14日~15日にかけて大きく高騰しました。

最大40%の値上がりは、久々に去年末のような仮想通貨フィーバーを思い出させてくれましたね!

現在は仮想通貨市場全体の下落に引っ張られて価格を戻してきてしまっていますが、それでも他の通貨と比べると下落率は低くなっています。

Zcashなどの匿名性通貨は必要なのか?

元々匿名性通貨はプライバシー保護や企業取引の情報漏えいなどの観点から一定の必要性があるので、できればあった方が良いのは間違いありません。

特に企業にとってどこからどこにお金が流れたかが公開されているのは、ライバル企業に情報を漏らすことになるため経営戦略においてはマイナスになります。

つまり匿名性通貨は使う者次第で良くも悪くも使えてしまうということです。

仮想通貨の開発者グループや各取引所などはこの問題を解決する方法を日々模索しています。

仮想通貨取引所ジェミニに扱われることでZcashの仕様が少し変わった

今回、仮想通貨取引所ジェミニでZcashが扱われることになったことで、Zcashの仕様が少し変わりました。

従来通り誰がどこにいくら送ったかはわかりませんが、出金時はどこのアドレスに送られたかがわかるようになったのです。

これによりお金の最終的な場所が判断できるようになったため、仮想通貨取引所ジェミニはZcashを取り扱う決め手になったのでしょう。

Zcashをはじめとした今後の匿名性通貨の見通し

今回仮想通貨取引所ジェミニにZcashが上場した件でもわかるように、完全に匿名で全てわからないようにするというのは難しいので犯罪に使われるであろう仕様は変更されていくことが予想されます。

今後の変更や規制強化などでまだ安心できませんが、仮想通貨取引所ジェミニにZcashが取り扱われるようになったのは確実にプラス材料でしょう。

その反面、日本では金融より匿名性の高い通貨は取り扱わないという指針が出ています。

日本は匿名性通貨に対して壁を作っていますが、世界的には匿名性通貨の需要が確実にあり、その問題点を解決するよう前向きに開発が進んでいるため今後の動きが気になるところですね。

仮想通貨取引所ジェミニでZcashの取引決定のまとめ

日本では匿名性通貨のイメージは良くありませんが、今後の仕様変更などの改善でより安全に使うことができるようになるでしょう。

特に安心と信頼の高い仮想通貨取引所ジェミニは今までBTCとETHしか扱っていなかったのに、新たに加わる通貨として他の通貨よりもZcashを選んだというのは非常に大きなイベントです。

今後も仮想通貨取引所ジェミニに上場する仮想通貨は値上がりが期待できそうなので、動向を注目するのもいいかもしれません。

それでは本日も記事をお読みいただきありがとうございました。

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