松居一代さんが仮想通貨投資を始めるとブログで言い出し、しかも最初に選んで購入した仮想通貨がMINDOL(ミンドル)
という事でMINDOL(ミンドル)という仮想通貨が話題に上がっています。
実はMINDOL(ミンドル)は5月にICOを終えたばかりの仮想通貨であり、YouTuberなど一部のインフルエンサーが「6月1日にZaifに上場決定」などと言っていたことで先月も大きく騒がれていました。
6月になってみて結局Zaifには上場しませんでしたが、先日松居一代さんのブログでMINDOLが再度注目されたというわけです。
MINDOL(ミンドル)は定期的に話題に上がるお騒がせ通貨になってきていますね^^;
今回はそんなMINDOL(ミンドル)について見てゆきましょう。
目次
仮想通貨MINDOL(ミンドル)とは
まずはMINDOL(ミンドル)とはどんなものなのか特徴を簡単に解説していきます。
MINDOL(ミンドル)とは「サブカルチャーを世界に発信してブロックチェーン技術を使って、その活動を公正かつ円滑にするために使われる仮想通貨」です。
サブカルチャーとはアニメやゲーム、音楽、映画、マンガ、TV番組などを指し、特に日本は世界的に見てもサブカルチャーのクオリティーが高く評価されています。
いわゆる「オタク文化」と言われるものでしょう。
日本国内だけで約12兆円の市場規模があるとされているとてつもなく大きな市場です。
これは2015年度の東京都の税収の倍以上になるため、それを比べてみればどれだけ大きなものか想像できます。
具体的にMINDOL(ミンドル)がどんなことに使われるかというと、アニメや漫画、ゲームなどの有料配信やグッズの購入、アイドルのコンサートチケットの購入をグローバル展開することができたり、握手会や人気投票などにも使われます。
一時期アイドルの総選挙などは社会現象レベルになっていたのを覚えている方もいるでしょう。
その時もとんでもない金額が動いていたと噂されていました。
日本国内だけでそれだけの力があるのに、グローバル展開するとどうなるかはお分かりいただけると思います。
さらにブロックチェーン技術を使えば著作権なども守る事ができるとしていますので、クリエイターの方々も安心して世界に羽ばたける土台ができるという事ですね。
MINDOL(ミンドル)の目的を一言でまとめると、
「日本のオタク文化を世界市場へ発展させてゆこう」という事になります。
MINDOL(ミンドル)のZaifへの上場はウソだった
2018年5月に一部の仮想通貨系YouTuber、Twitter、LINE@などのインフルエンサーが6月1日にZaifへ上場が確定しているという発言をしてMINDOL(ミンドル)は騒がれていました。
しかしその後Zaifが公式Twitterで否定しました。
MINDOLというトークンが仮想通貨取引所『Zaif』に上場予定でしょうか、というお問合せが複数ございましたが、その予定はございません。
また、新規通貨の上場は、ツイートやブログ、メールマガジン等の公式アナウンスでのみお知らせしております。公式以外の情報は事実ではございません。— Zaif - 暗号通貨取引所 (@zaifdotjp) 2018年5月11日
そして案の定6月1日を過ぎてもMINDOL(ミンドル)はZaifに上場していません。
そのことからMINDOL(ミンドル)のZaifへの上場というよりMINDOL(ミンドル)自体への不信感が強まっています。
Zaifの公式ツイッターではMINDOL(ミンドル)のZaif上場の予定はないとされていたと、事実なのかどうなのかわからない情報が錯そうしている状態。
MINDOL(ミンドル)の宣伝をしていたYoutuberが勝手にデマを流していたのか、一体どこからの情報源でありなぜこのような噂が立ったのか謎が深まるばかりです。
松居一代、MINDOL(ミンドル)を買う
投資家としても実力がある?と言われている女優の松居一代さん。
松居一代さんはブログで仮想通貨への投資をはじめると公言していて数ある仮想通貨の中から、今回MINDOL(ミンドル)に投資したとブログで綴りました。
以下が話題になっている松居一代さんのブログです。
松居一代オフィシャルブログ:人生初!仮想通貨に参入
今回のブログを見る限り松居一代さんは初めて仮想通貨を購入=完全なる仮想通貨初心者です。
そんな仮想通貨初心者の人が最初に購入する通貨がMINDOL(ミンドル)って...
どんなに仮想通貨以外の投資を行っている人だという事を踏まえても違和感しかありません。
普通ならばビットコインやイーサリアムをはじめとした既に日本の取引所で扱いのあるメジャー通貨を選ぶでしょう。
松居一代さんがどれだけ調べて詳しくなったのかはわかりませんが、何をどう考えたら仮想通貨初心者がいきなりMINDOL(ミンドル)を選ぶのか理解に苦しみます。
このようなことから松居一代さんのMINDOL(ミンドル)購入には裏があると推測します。
MINDOL(ミンドル)側のプロモーション、広告塔として松居一代さんに依頼をしたのか?
とは言え、そもそも松居一代さんがMINDOL(ミンドル)を購入することがMINDOL(ミンドル)にとってプラスになるのかと言えばその効果は微妙なのでは?
松居一代さんがMINDOL(ミンドル)を購入したからと言って「じゃあ私も買おう」「松居一代さんが購入したなら信用できる」とはならないと個人的には思います。
松居一代オフィシャルブログ:仮想通貨に賭けてみます
6月6日の夕方に更新されたブログでは「仮想通貨に賭けてみます」というタイトルで、文末に「ミンドルさんに賭けてみますね」と書いていますが、
MINDOL(ミンドル)の何が凄いのか?
なぜ数千種類ある仮想通貨の中からMINDOL(ミンドル)というマニアックなものを選んだのか、
については何も書かれていません。
MINDOL(ミンドル)は今後仮想通貨として上手くいくのか気になるところです。
現状MINDOL(ミンドル)は怪しいと言わざるを得ない
仮想通貨に限ったことではありませんが、有言不実行(すると宣言したことをやってない)というのは信頼性を著しく失います。
たとえホワイトペーパーに記されていることが全て真実でもそれが現実になるかどうかの保証がされているわけではないのです。
今回のMINDOL(ミンドル)のZaifへの上場問題についてはどこの誰が情報源か分からないにしても「嘘だった」という烙印を押されても致し方ないこと。
MINDOL(ミンドル)自体が良いものだったとしてもマーケティングの方法や、ICOの時に煽っていたり、Zaif上場確定などと騒いでいたインフルエンサーが非常に怪しいと見られている人物だらけだった事もから不信感が募ります。
そして問題の松居一代さんのブログ。
MINDOL(ミンドル)に関しては普通でないことが起こりすぎているため、怪しいという判断をするのが至って通常の見方でしょう。
MINDOL(ミンドル)のまとめ
Zaifなどのユーザーや取引量の多い取引所に上場する仮想通貨は注目度も高いですし、取引所が投資先としてある程度以上の魅力があると判断されているものでなければ上場はしないので投資家からすれば比較的安心感は高くなります。
したがってその仮想通貨の価値も上がりやすくなるので上場するというのは非常に大きなプラス材料です。
のZaifへのMINDOL(ミンドル)上場問題はそれを利用したICO詐欺の疑いが強いように思えます。
松居一代さんのMINDOL(ミンドル)購入も松居一代さん本人の意思ではないように見えます。
しかしまだまだ不確定な情報が多いですし、詐欺だと思っていた通貨が結果的に上がる例なども過去にはあった事なので、現在は詐欺通貨という判断で手は出さない方がいいとは思いますが、今後の動きがどのようになるのか見てゆきたいと思います。
それでは本日も記事をお読みいただきありがとうございました。
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