非常に悲観的なニュースが飛び込んできてしまいました。
目次
coincheck(コインチェック)でハッキング被害か!?
国内のビットコイン取引所大手のコインチェック(coincheck)社で、
顧客の預かり資産とみられる仮想通貨「XEM」が5.4億XEM、
日本円にして約620億円以上が引き出されていることが分かりました。
現在、コインチェック社に問い合わせを行っても繋がらず、オンラインで個別に質問を投げても「公式に説明ができる状況になるまで待ってほしい」という内容の返答があるのみの状態です。
本日昼過ぎよりコインチェックからメールで以下のアナウンスが流れていました。
その後どこからか情報が回り始めてYahooニュースに記事が上がった途端に暴落が起こりました。
更に拍車をかけるように日本人の投げ売りが起こり相場は急落しています。
coincheck(コインチェック)銘柄を主に暴落
暴落の始まり直後は、
特にZaif取引所でのNEM/XEMの急降下が凄まじいです。
NEMに不具合はない。あくまでcoincheck(コインチェック)の問題
あくまでもコインチェックの問題でNEMに何か問題があったわけではないのですが、
NEMが不正送金されたというニュースよりNEMをメインに取引している割合の多い
Zaif取引所で特に早いスピードでNEMが暴落しました。
15時40分~16時20までの約40分間にわたり取引所のチャットでは悲鳴の声が飛び交い、大暴落となりました。
16時37分、coincheck公式のTwitterにて以下のツイート
【お知らせ】
現在、Coincheckで取扱のある全通貨(JPY含)の出金を一時停止とさせていただいております。NEMに関しては引き続き入出金、売買を一時停止とさせていただいております。https://t.co/caNpzT88ZO— Coincheck(コインチェック) (@coincheckjp) 2018年1月26日
コインチェック内ではNEMは入金出金だけでなく売買すらも出来ない状態です。
※他の取引所は関係ないので売買出来ます
そして今著者がこの記事を書いている16時40分現在、
一旦底を打ち持ち直してたところで再度下げ始めています。
今はコインチェックからの正式な発表を待つしかない
現在コインチェック側から正式な発表がないため、
本当に5.4億XEMがGox(ハッキング被害)してしまったのかどうかはまだ分かりません。
とは言え、何もなかったで終わる出来事ではないでしょう。
万が一この事件が真実であり過去のマウントゴックス事件の様に
コインチェックが倒産にでもなってしまえば、
せっかく盛り上がって明るい未来を描いていた日本の仮想通貨市場は一気に冷え込んでしまう恐れがあります。
世界から見れば一つの国の一つの取引所の問題
大事件ではありますが今回の事件は仮想通貨(暗号通貨)事態が否定されるものではありません。
先月も先日ウクライナの取引所がハッキングに合ったという事件がありましたが、
それと同じで今回も世界から見れば一つの国の一つの取引所の問題であり、
これで仮想通貨が全否定されることには繋がりません。
日本は仮想通貨に対してかなり進んでいるという事と、
仮想通貨市場全体でも日本人の保有する割合が非常に大きいので
大きな影響があることは間違いありませんが、
それでも世界規模の仮想通貨に対して
今回の出来事は日本国内の事件だという事です。
あり得ないと思っても考えなければならないリスク
とにかく今回のニュースは肝に銘じなければならない事は、
仮想通貨に取り組む上で「ハッキング」というリスクを最も恐れるべきであり、
改めて考えなおさなければならない大事件となりました。
この記事の著者であり当サイトの運営者である私もコインチェックを使っていますが
将来に期待する通貨に関してはハッキングリスクを負わないためにも取引所には置かず、
ハードウォレットに入れてオフライン上でしっかりと金庫に入れて保管しています。
ハッキング被害にあえば元も子もありません。
そして自分が管理していても取引所に置いてある通貨は
取引所がハッキングに合うという恐れが常に付きまとうという事。
仮想通貨の一番のリスクは暴落ではなくハッキングです。
当サイトはまだ発足して間もないため個別のウォレットやハードウォレットに関する記事をアップしていませんでしたが、今後暗号通貨の保管方法としてウォレットの重要性や使い方について記事にしてゆくつもりです。
また、こうしている間にも相場は乱立しているため、
引き続き今後の動きも追って解説してゆこうと思います。
それでは本日も記事を読んでいただきありがとうございました!
追記
Yahooの急上昇ワードにコインチェック
今夜はどうなることやら。。
追記2
続きの記事をアップしました
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