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BTCを超える!?未来の仮想通貨アイオータ(IOTA /MIOTA)とは


ビットコインなどの「仮想通貨」というワードをよく見かけますが、

それと同じくらい「ブロックチェーン」というワードも目につきますよね。

 

「仮想通貨=ブロックチェーン」というイメージが強いと思いますが、

実は「ブロックチェーンの上位互換のような仕組みを利用した仮想通貨」というものも、最近は新しく作られてきています。

今回は、そんな未来の仮想通貨ともいえる仮想通貨の一つである、アイオータ(IOTA /MIOTA)について解説していきたいと思います。

目次

アイオータ(IOTA /MIOTA)の歴史

IOTAは2017年6月から取引所での取引が開始されましたが、仮想通貨としての構想は2015年から始まっていました

発行会社はIOTA財団というドイツの企業で、トップを務めるドミニク・シーナー氏(22歳)がその開発に大きく携わりました。

シーナー氏は2013年から仮想通貨事業に携わっており、17歳の時にはスイスで仮想通貨取引プラットフォームの会社を設立しています。

残念ながらその事業は失敗してシーナー氏は50万ユーロを失ってしまいましたが、それに懲りず2015年からIOTA財団にてIOTAの開発を始めたのです。

シーナー氏はこの若さで暗号通貨の開発をし、事業の立ち上げから失敗、再度挑戦するという壮絶な人生を送っている、まさに天才ですね。

そして2017年6月11日にIOTAが公開されてからは出来高・価格ともに伸び、
公開2日後には仮想通貨時価総額ランキング6位に入り、大変注目を集めました。

今後IOTA財団はドイツだけではなくスイス、日本、台湾にも拠点をそうですので、更なる成長が期待できそうです。

ちなみにIOTAの発行上限は28億枚で、ICO時には10億枚が発行されました。

アイオータ(IOTA /MIOTA)の特徴、機能性

IOTAの一番大きな特徴は、仮想通貨なのにブロックチェーンを採用していないという点があります。

IOTAはブロックチェーンの代わりにTangle(タングル)という構造で成り立っています。

ブロックチェーンとタングルの違いは?

ブロックチェーンとタングルの一番大きな違いは、

その構造がブロックごとに出来ているか、そうでないかという事にあります。

例えばビットコインの場合。

マイニングや送金をする際、トランザクションの生成は最も小さな単位ではなくブロックごとに行われます。

そのため、ブロック生成などの制約により、マイナーやユーザーに対して様々な弊害が生まれます。

具体的には送金手数料が大きくなったり、マイニングをする際に莫大なエネルギーを要したりするといったことです。

それに対しタングルは、

ブロックではなく最小単位でトランザクションを承認することが出来るため、ブロックチェーンと比べてかなり柔軟性があると言えます。

ブロックチェーンを採用している仮想通貨と比べてスケーラビリティに依存しないため承認速度が速くなっています。

 

以上がタングルとブロックチェーンとの違いになりますが、

このタングルを世界で初めて利用して作られた仮想通貨がIOTAなのです。

送金手数料が無料

IOTAのもう一つの特徴が、送金手数料が無料であることです。

IOTAはタングルを採用しているため、ビットコインなどのブロックチェーンを利用した仮想通貨と比べて柔軟な決済プロセスを行うことが出来ます。

これにより容易に送金することができるので、

IOTAの送金手数料は無料か、有料であったとしても他の仮想通貨と比べてかなり安く抑えることができます。

アイオータ(IOTA /MIOTA)の価格推移

下図はIOTAが発行されてからのチャートです。

発行時点では1IOT=57.51円でしたが、この2日後には仮想通貨時価総額2位を達成しました。

その後はいったんボックス相場に入るも、少しずつ上昇しています。

2017年末には1IOT=592.91円付けますが、その後は下降相場へ入ってしまいます。

しかし現時点でも仮想通貨時価総額は15位以内をキープしているので、メジャーな仮想通貨の一つだと言えそうです。

あのマイクロソフトとパートナーシップ?

IOTAが発行後すぐに高騰した理由の一つに「超大手企業とパートナーシップを結んでいる」というものがありました。

世界中の様々な企業とパートナーシップを結んでいるIOTAですが、パートナーシップを結んでいる20数社の企業のうち1つに、「マイクロソフト社」の名前も挙がっていました。

これによりさらにIOTAの評判が上がりました。

しかし、マイクロソフト社とパートナーシップを結んでいると発表があった後日に、IOTA財団の開発チームにより「マイクロソフト社と正式なパートナーシップは締結していない」というコメントが出されました。

この発表により、一時は高騰しすぎていたIOTAの価格は落ち着きを見せました。

アイオータ(IOTA /MIOTA)の今後は?

※上記は今現在の価格がリアルタイムで反映されています。

IOTA財団のロードマップには

「IOTAを、IoT機器を通してコンビニから駅まで、あらゆる場所で使える少額決済に特化した仮想通貨にする」というものがあります。

もしかしたら、いつか電車やコンビニでの決済にIOTAを使うのが当たり前になる時代が来るかもしれないという事ですね。

IOTA財団は今後世界進出を進めるので、そんな未来も夢ではないかもしれません。

IOTAを使うのが当たり前になれば、IOTAの市場価格はもちろん上がりますので、今後もIOTAには注目したほうがよさそうですね。

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それでは本日も記事をお読みいただきありがとうございました。

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